「バイナリーオプションの詐欺を見抜く方法はありますか?」
「バイナリーオプションの詐欺の対策を教えてください。」
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バイナリーオプションは、詐欺のリスクが付きまといます。バイナリーオプションは、2者択一の取引であり、実際に稼いでいる方も多数いる、初心者にもわかりやすい仕組みであるがゆえに、その初心者を狙った詐欺の手口も多く存在するのが実情です。
目次
バイナリーオプションの詐欺とは?
バイナリーオプションの詐欺とは
を言います。
ニュースになった事件で言えば「オプザイル」という詐欺集団があります。
オプザイルとは
を言います。
オプザイルは、バイナリーオプションのUSBツールを30万円、50万円で販売し、それツールの勝てないクレームが国民生活センターに送られたため、社会問題に発展しました。
バイナリーオプションの詐欺の代表格として、知られるようになったのです。
バイナリーオプション詐欺の手口とは?
バイナリーオプション詐欺には
- 勧誘
- 販売
の2つのポイントがあります。
バイナリーオプション詐欺の勧誘方法の手口
友人・知人からの勧誘
友人や知人から「すごく儲かる投資がある」「実際に自分も稼げている」と話をされて、バイナリーオプション投資に勧誘されてしまうものです。マルチ的な勧誘と言えるでしょう。
対策
久しぶりに話があるなどと、深い関係でない友人や知人に誘われたときには、注意をする必要があります。また、その勧誘の話が「儲かる」というものであった場合、バイナリーオプションでなくても、ほぼ儲からない詐欺的な勧誘と考えて良いでしょう。
「儲かる」という儲け話だった場合には「興味がない」ときっぱり断る必要があります。
twitterやfacebook、instagram、youtubeなどのSNS上の勧誘
バイナリーオプションの詐欺では
twitter
facebook
instagram
youtube
LINE
などのSNSが利用されるケースが少なくありません。
オプザイルのように、豪華な生活をSNS上にアップし、「興味を持った方連絡ください。」「仲間を募集してます。」というような形で、連絡を待つ、受動的な勧誘方法もありますし
いきなりtwitterのアカウントにDMが来る、いきないinstagramのアカウントにDMが来るなど、向こうからアプローチが来る可能性もあります。当然、はじめは「いいね」から、仲良くなってから、勧誘という手口もあります。
対策
- SNS上で怪しい人はブロックをすること
- SNSで知り合った人からの「儲け話」は、バイナリーオプションでなくても、拒否すること
- SNS上の豪華な生活は、架空の演出である可能性があるものだと想定しておくこと
などが重要になります。
SNSから徐々にコミュニケーションを深めてしまうと、会ったこともないのに信頼を感じてしまう可能性もあります。そうならないためには、SNS上での知り合いとは「儲け話」で絡まないことが重要になります。
投資セミナーの勧誘
投資セミナーというのも、バイナリーオプションの詐欺の温床になります。
投資セミナーの講師は、話術が巧みな方が多く、セミナーに行ってしまうと、さもそれが正しいことのように錯覚してしまいます。閉鎖空間で、他の参加者が前のめりの環境では、これが加速するのも当然なのです。
対策
怪しい投資セミナーには参加しないことです。投資セミナーで参加して良いのは、上場企業など、大手企業の主催するセミナーだけです。主催者が大企業などの企業体でないセミナーは、ウェブセミナー(ウェビナー)やyoutubeも含めて、警戒しておく必要があります。
バイナリーオプション詐欺のお金を取る方法の手口
ツール販売
オプザイルのときは、USBを30万円~50万円と高値で販売していました。USBだけではなく、いろいろなソフトウェアが出回っており、多くのものが「自動売買」「勝手にトレードしてくれる」ツールとなっています。
対策
バイナリーオプションで稼げる自動売買ツールというのは、そもそも存在しないと考えるべきです。もし、そんなツールが存在するなら、他人に販売するのではなく、自分で使った方が稼げるからです。自動売買ツールを販売するという行為自体が「嘘」「詐欺」と考えて良いでしょう。
シグナル販売
バイナリーオプションのシグナルをメールやLINEなどで配信する仕組みです。シグナル配信に対して、利用料が発生し、シグナルの通りにトレードするかどうかは、投資家に委ねられます。シグナル配信自体が、有益なものか?詐欺なのか?は、判断が難しいが困った点です。
対策
どうしても使ってみたいという方は、数回トレードして結果がでなければすぐに辞めることが重要です。また、シグナル配信も、月数千円の良心的な価格設定であれば問題ありませんが、月数万円とか、初期費用が数十万円とかの場合には「詐欺」だと判断して良いでしょう。また、金融庁登録をしていない事業者がシグナル配信を有料で行うのは、違法です。
情報商材販売
情報商材というのは「バイナリーオプションで1億円稼いだ方法」などの情報を、数万円で売却するものです。文字通り、情報を売ることになります。情報商材も、自動売買ツールと同じで、もし、そんなトレード手法が存在するなら、他人に販売するのではなく、自分で使った方が稼げるのです。情報商材を販売するという行為自体が「嘘」「詐欺」と考えて良いでしょう。
対策
情報商材は、すべて「詐欺」というよりは「嘘」と思った方が良いです。買う必要がないものです。
出金拒否
海外バイナリーオプション業者の中でも「詐欺業者」と「優良業者」の2種類があります。「詐欺業者」の場合は、入金させておいて、出金しようとすると「連絡ない」「あれこれ理由を付けて出金してくれない」という地謡になるケースがあります。出金拒否になると、詐欺業者側は、入金された金額丸ごと利益になる仕組みです。
対策
国内バイナリーオプション業者には詐欺業者ほぼなく、運営会社も日本人であれば聞いたことがあるところばかりですので、問題ありません。海外バイナリーオプションをする場合には、海外バイナリーオプション業者の優良業者を見極める必要があります。
海外バイナリーオプション業者の優良業者を選ぶポイントは
- 金融ライセンスがある
- 事業歴が長い
- 会社名、会社の住所がウェブサイト上に明記されている
- 実際に少額で出金して、出金できる
などがあります。
優良な海外バイナリーオプション業者を選ぶことを心がけることで、詐欺業者を回避することができます。
月額制の会費
前述した、シグナル配信、勉強会、ツール利用などのメリットと引き換えに、何らかの団体に加盟し、月額料金の会費が発生するものがあります。サロンや塾など、名称は様々です。基本的にこのような月額料金が発生する会員システムも、詐欺の温床となります。
対策
100%とは言いませんが、このようなオンラインサロンや塾などに会費を支払って所属しても、勝てるようになる方はごくわずかです。とくに料金が高すぎるものには注意が必要で、利用しないことをおすすめします。どうしても利用してみたいという方は、「必要な費用」「速やかに退会できるのか?」を確認してうえで、利用する必要があります。
バイナリーオプション詐欺の考察
バイナリーオプション詐欺の共通した特徴は
- 儲け話を誰かにされる
- 簡単に楽して儲けられると言われる
- 高額なツール、情報商材を買わされる
です。
総じて
- 楽して儲けよう
- 自分では深く調べない
という方が狙われてしまうのです。
バイナリーオプションの詐欺に遭わずに稼ぐ方法
基本的に需要なのは
- 「運」でトレードしない
- 優良な海外バイナリーオプション業者を使う
- 無料の分析ツールを利用する
- 少額でトライ&エラーを繰り返し、自分なりの攻略法を見つける
という4点です。
「運」でトレードしない
基本的に、バイナリーオプションは(海外バイナリーオプションを前提に解説しています。)
- ペイアウト倍率が1.8倍~1.9倍
- HIGH、LOWの2択
という取引になります。
2択なのですから、「運」だけでトレードした場合、10回、100回、1,000回と回数を重ねていけば、必ず勝率は50%に近づいていきます。(大数の法則)
無料の分析ツールを利用する
「分析」は、主にチャート推移を予想する「テクニカル分析」がおすすめです。バイナリーオプションは短期取引ですので、経済を分析する「ファンダメンタルズ分析」とは相性は悪く、短期の相場を予想できる「テクニカル分析」の方が相性が良いのです。
「テクニカル分析」には、無料の高機能ツールが多く出回っています。
中でも、MT4/MT5(メタトレーダー)があれば、ほぼすべてのテクニカル分析が使えると言っても、過言ではありません。
優良な海外バイナリーオプション業者を使う
バイナリーオプションには
- 国内バイナリーオプション業者
- 海外バイナリーオプション業者
の選択肢がありますが、海外バイナリーオプション業者をおすすめします。
理由は、国内バイナリーオプション業者は、バイナリーオプション規制が入ってしまったため
- 純粋な2択ではなくなった
- 判定時間が2時間以上になったため、取引回数が確保できない
- 予想の当たった変動幅に応じてペイアウトされる仕組みになった。(FXトレードと変わらない)
というデメリットが発生しており、
信頼性は劣るものの、
- 純粋な2択
- 判定時間は、最短30秒
- 少しの為替変動でも、予想が当たりさえすれば1.8倍~1.9倍のペイアウト
という海外バイナリーオプション業者の方が稼ぎやすいのです。
ただし、前述した通りで、海外バイナリーオプション業者には「優良業者」もありますが、「詐欺業者」もあります。
- 金融ライセンスがある
- 事業歴が長い
- 会社名、会社の住所がウェブサイト上に明記されている
- 実際に少額で出金して、出金できる
優良な海外バイナリーオプション業者を選ぶことを心がけることで、詐欺業者を回避し、稼げるバイナリーオプショントレードが可能になるのです。
少額でトライ&エラーを繰り返し、自分なりの攻略法を見つける
基本的に
が見つかるまでは
100円、500円、1000円と言った、バイナリーオプション業者の設定する際少額でトレードを積み重ねることをおすすめします。
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トレードノートを付けて、試行錯誤を繰り返すことで、安定した勝率が60%を超えてきたら、次の段階として、徐々に投資資金を引き上げて行けば良いのです。
とくに重要なのはこの「トレードノート」です。
毎回のトレードで
- どういう状況で、エントリーしたのか?
- どういう理由で、エントリーしたのか?
- どういうトレード手法を採用したのか?
- 結果はどうだったのか?
- 今後、どう生かせるのか?
- 今回のトレードで気付いた点
をメモしておくことで、徐々にトレード手法が洗練されて、勝率が上がっていくのです。
トレードノートをめんどくさがって、やらない投資家は、いつまで経っても、勝率が上がらずにバイナリーオプションから撤退してしまいます。トレードノートを付けて、試行錯誤・トライ&エラーを繰り返すことで、徐々にトレード手法が磨かれて、勝率が上がるのです。